2015年12月14日

書籍: 社会人1年生のための統計学教科書



統計学の基礎的な概念について、
数式をなるべく使わず、言葉で説明している一冊。

取り上げている題材自体は少ないが、それぞれが丁寧に説明されている。
他の書籍では見かけない説明方法も多くあるため、非常に参考になった。
顧客等に「不偏標準偏差とは何か?」といったことを、
数式なしで説明する必要が出た場合に特に有用だろう。

■内容
・統計諸量の解説 (平均値、中央値、標準偏差、分散etc)
・相関関係の解説 (散布図、相関係数、回帰分析、重回帰分析)
・区間推定/検定の解説 (正規分布、t分布を用いたもの)
・統計的意思決定の解説 (生命表と保険、疫学etc)

 ※ 初学者向けで、偏相関係数について取り上げているのは珍しい。
タグ:書籍 統計
posted by Takashi Inoue at 03:32| Comment(0) | 書籍

2015年12月07日

書籍: Rではじめるビジネス統計分析



統計分析のフリーソフト「R」の解説本

前半は、Rのインストール方法から始まり、基本操作、定番の解析手法(重回帰分析、主成分分析、因子分析、クラスター分析)の実行方法が紹介される。後半はそれらを使った分析の実例として、首相の所信表明演説をテキストマイニングする方法や、スマホゲームのユーザーログを解析して次の施策を提案する方法などが示されている。

分析手法の数学的原理や、Rの細かい文法の話は載っていないが、「Rでどんなことが出来るのか」「どんな形でビジネスに使われているのか」を知るにはとても良い。レイアウトが綺麗なため、ストレス無く読むことが出来る。
タグ:書籍 統計
posted by Takashi Inoue at 17:57| Comment(0) | 書籍

2015年12月01日

統計調査士、専門統計調査士の受験レポート(2015)

統計調査士、専門統計調査士を受験してきました。

統計調査士、専門統計調査士は日本統計学会の認定試験です。
調査"士"という名前は付いていますが、弁護士や司法書士の様な業務独占資格ではありません。
しかし近年のビッグデータ、IoTなどの流れもあり、受験者は増加しているようです。
(公式ページ: http://www.toukei-kentei.jp/ )


■受験のキッカケ

MBAの定量分析の授業で、以下の本が紹介されて
調査業務に興味を持ったのがキッカケです。



■試験内容

・統計調査士
 統計法、公的統計に関する知識(国勢統計、労働力調査など)
 公的統計の調査票の作り方、実際にデータを取る時の留意事項
 簡単なデータの読み取り
 
・専門統計調査士
 民間統計に関する知識、
 民間調査における調査票の作り方、データを取る時の留意事項
 ちょっと高度なデータの読み取り(重回帰分析、主成分分析など)

・統計調査士と統計検定の違い
 統計検定1級〜4級は「データを元に計算する」、
 統計調査士は「データの取りかた + 統計データの読み方」
 という解釈で良さそうです。
 
・難易度
 統計調査士は、理系であれば高校生でもイケるレベルだと思います。
 専門統計調査士は、大学1〜2年生くらいにならないと厳しそうです。
 (高校レベルの数学が理解できていれば大丈夫ですが、
 しっかり身につくのは大学受験以降だと思うので)


■教材

・教科書は存在しない (過去問 + 解説の書籍のみ)
 

・立教大学が試験対策コンテンツを提供している。
 https://csi.rikkyo.ac.jp/statistics_certificate/Home.aspx#toukei06
 
・僕は以下の書籍で学習した (立教大学のコンテンツを知らなかった)
 


■勉強の仕方

・統計調査士
 - 過去問の内容を押さえれば、合格点は取れる。
 - 公的統計は100種類以上あるので暗記するのは無謀。
  出題頻度の高い項目だけ押さえるようにする。
 - 調査系統に関する問題は捨てた方が良い。
  例: 省庁から都道府県を通して実施される調査はどれか
  これらは一貫したルールが無いので暗記するしかない。
 - 層化二段抽出法や、アンケート作成時の注意点などは以下に詳しい。
  

・専門統計調査士
 - 過去問の内容を押さえても、合格点までは行かないかも。
  2011〜2012年までは、統計調査士のちょっと難しい版という感じ。
  2013年からは、重回帰分析や主成分分析などが出題されるようになった。
  毎年新しいトピックが出題されている。
 - 問1は毎年時間を食う問題が出ているので、後回しにした方が良い。
 - 2014年までに出題された内容は、以下の本でカバーできた。
  


■感想

「受験してよかった!」というのが素直な感想です。
この試験のおかげで、独学にありがちな習得レベル
「理解できたけど暗記はしていない。必要な時にまた読み返そう」
を超えて、暗記してすぐに出せるレベルまで習得できました。

現在まだ試験結果は出ていませんが、もし不合格だったとしても、
相性が良い問題が出題されるまで毎年受験するのも良いかなと思ってます。
1年に1度、統計を振り返る機会があるっていうのも悪くないかな。
 
以上、今後受験される方に、ちょっとでも参考になりましたら幸いです。
 

※ 2015/12/22追記
統計調査士、専門統計調査士とも合格していました! 嬉しい!!
 
※ 2016/06/02追記
上位互換ページを作ってくださった方を発見!合わせてご参考にどうぞ。
http://liar.blog.jp/tag/%E7%B5%B1%E8%A8%88%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%A3%AB
 
posted by Takashi Inoue at 02:22| Comment(0) | 資格試験

2015年11月14日

書籍: ブルーオーシャン戦略



■サマリ
従来の経営理論の多くは、競合他社とシェアを取り合う理論であった。
しかしそれが行きつく先は苦しい。競合が互いの真似をしてゆくうちに
差別化要因がなくなり、新プレイヤーも次々と参入するため、利益が減少してゆく。
利益が減れば成長も鈍化する。消費者も含め、誰も幸せになれない。

ブルーオーシャン戦略は、レッドオーシャンの周囲にいる非顧客層を開拓し、
市場自体を広げることを目的としている。そして、その戦略策定から
実行までの手順を実例をもって示しているのが本書である。

バリューカーブ(複数軸のポジショニングマップ)に対して
「増やす」「減らす」「付け加える」「取り除く」を行うことで
差別化と低コストを両立することが出来る。
そしてそれを実現するには、一貫したオペレーション戦略が必要である。

永遠のエクセレントカンパニーは存在しない。
企業の存続には必ず変化が必要である。
ブルーオーシャンはレッドオーシャンのすぐ近くにある。
posted by Takashi Inoue at 21:09| Comment(0) | 書籍

2015年10月18日

正規分布表を作成する(Excel)

20151018_NDmatrix.jpg

Excelで正規分布表を作成する
NORM.DIST関数を利用
Excelをダウンロード
posted by Takashi Inoue at 12:00| Comment(0) | メモ