2016年02月05日

SEの転職ノート (就職活動編)

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2015年10月に離職し、空白期間を経て、
2016年02月に新たな職が決まりました。

以下はその振り返りメモです。もしかしたら他の方の参考になるかも?
ということで公開することにしました。

前回の空白期間編に引き続き、今回は就職活動編です。


--- 就職活動編 ---

転職エージェント、転職サイト、企業公式サイトで求人を探し、
気になるものに応募してゆく流れで進めた。

■転職エージェント

・大きな会社
 提示してくれる企業(選択肢)は多いが、
 企業の内情までは知らないことが多かった。
 
・小さい会社
 提示してくれる企業(選択肢)は少ないが、
 企業の内情まで知っていることが多かった。
 
 ※ 会社によって「IT業のみで製造業は取り扱っていない」
   などがあるので、事前に調べたり、聞いてみた方が良い。

 ※ 全て無料
   転職が決まったら、採用企業が転職エージェントに
   お金を払うという仕組みなので、我々は無料で利用できる。


■転職サイト

転職サイトは気軽に色んな会社を見られるのが魅力。
しかし複数サイトに登録すると、メール地獄・電話地獄になるので
なんでもかんでも登録するのはおススメしない。


■企業公式サイト

大抵の企業公式サイトには「採用情報」「Recuruit」
といったページがあるので、そこで求人情報を確認する。

行動力のある人は、気になる企業を見つけると
いま求人していなくても問い合わせてみるんだそうだ。
(そしてそういう人は、好かれることが多いらしい)


■めぼしい求人が見つかったら

・その業界を調べる
 業界地図(東洋経済版)、業界地図(日経版)
 Kindle版が安くて場所も取らないのでオススメ(ちょっと検索しづらいけど)
 

・その会社を調べる
 - 会社の公式サイト
 - 有価証券報告書 ( http://disclosure.edinet-fsa.go.jp/ )
 - 会社四季報、会社四季報(未上場版)、就職四季報
  四季報もKindle版が安くて場所も取らなくておススメ(ちょっと検索しづらいけど)
 
 
・会社の内情を調べる
 - Vokers ( http://www.vorkers.com/ )
 - 転職会議 ( http://jobtalk.jp/ )
 基本的に退職者のクチコミなので、ネガティブ側に偏っていることに留意。
 総合評価が3.2を超えていれば良い企業と言う印象。


■求人が良さそうだったら

いきなり応募しても良いが、転職エージェントにお願いしてみたところ、
カジュアル面談(選考ではない面談)をセッティングしてもらえた。
500人くらいの企業でも、役員の方が会って下さったり。

カジュアル面談だと「まだあまり調べていないのですが」とか
「私こんな感じなのですが、御社にハマるポジションありますか?」
といった話がしやすく、その結果、会社の内情的な話や
未公開の求人情報が得られることもあった。


■面接

・どの企業でも話したこと
 - こんなビジネスをしている会社があれば参画したい
 - 御社はこういう企業に見えました (ビジネス全体像、競争優位性、文化)
 - 業界は今後こうなってゆきそうだと予想します (そして御社のビジネスとの関係性は)
 - 一連のストーリー (綺麗につながらない場合は、選考に進まない方が良い)
     前職での業務経験
   → 退職理由
   → その後の生活
   → 御社の良いと思うところ
   → 御社に貢献できそうなところ
   → 自分のキャリアプラン

・どの企業でも質問したこと
 - 売上の大きい事業・部門は?(どれが主力・注力業務?)
 - 今後この業界はどうなってゆくと予想されますか?
  その中で御社はどう進んでゆくイメージでしょうか?
 - 現在感じている課題などがあれば教えてください。
 - 募集していたポジションも含め、自分のハマるポジションはありますか?
 - 御社の業界を知るための書籍、御社の業務を知るための書籍を紹介して下さい。

・資料作成
 話したいことや、前回の面接で上手く答えられなかったことは、
 資料にまとめて持って行く。場合によってはそれを先方に渡す。
 (伝え漏れがあるともったいないし、資料を見てはいけないというルールは無い)
 
・気付いたこと
 職人魂と商人魂のバランス。自分はどの程度を望むか、考えた方が良い。
 職人魂に偏っている会社は、技術の話を好む。社内が穏やかな雰囲気になるが、変化に弱い。
 商人魂に偏るている会社は、商売の話を好む。社内が攻撃的な雰囲気になるが、変化に強い。


■希望年収について

比較対象が前職の年収だけだと、
自分と企業のどちらかが不満を持ってしまうかも。

給与は以下の2要素で決まるはず。
- その企業がどのくらい稼いでいるか
- その企業の中で、どのくらい重要な働きをしているか

なので、お互い正直に情報開示すれば、
自分にとってはアップでも、企業にとっては予定より安い、
そんな幸せなラインが見つけられる可能性が上がる。
(給料低いけど、残業少なめ、なんてトレードも出来るかも)


■結果

異業種・異分野も含めて 4社ほど応募し、選考が進む中で
特に魅力的な 1社から内定をもらったので活動終了としました。

結果としては、同じIT業界で異分野への転職です。
年収はほぼ現状維持で、良い雰囲気の会社に、
興味深いポジションで内定がもらえたので、
とても満足しています。むしろちょっとプレッシャーかな。
早く価値を出せるよう努力します。

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以上が、私の転職活動メモとなります。
これから転職を考えている方の参考になりましたら幸いです。

もっと詳細を知りたい方がいらしたら、ご連絡下さい。
可能な限り対応します。
 
posted by Takashi Inoue at 00:00| Comment(0) | メモ

2016年02月03日

SEの転職ノート (空白期間編)

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2015年10月に離職し、空白期間を経て、
2016年02月に新たな職が決まりました。

以下はその振り返りメモです。もしかしたら他の方の参考になるかも?
ということで公開することにしました。

まずは空白期間編です。


--- 空白期間編 ---

■無職生活について

・最初の手続き
 ハローワークで失業しました報告
 役所で年金の切り替え
 役所で健康保険の切り替え

・意外と掛かる生活費
 住民税 + 国民年金 + 国民健康保険 = \85,000
 家賃 + 光熱費 + 奨学金返済 = \115,000
 と言うことで、毎月20万円程度が固定費的に飛んでゆく。
 
・意外と疲れる
 「仕事が忙しいから」などの言いわけが出来ないので、 
  何をするにしても「やらない理由が無い」という生活。
 もしやらないとしたら、それは自分がダメ人間だから。
 これが結構ヘビーで、休みなく活動していたら
 疲労困憊になっていた。計画的に休息を取るのが大事。

・やったこと
 自転車旅行 ( http://onebagtrip.sblo.jp/ )
 統計の勉強 (書籍学習と専門統計調査士)
 経営の勉強 (書籍学習とMBA単科生)
 就職活動 (上記の活動が一段落してから開始)

 「こんなにまとまった時間が取れるのは、今後一生無いかも!」
 ということで、いましかできないことを考えた結果、
 長期旅行と、MBA単科生、読書(分量・内容がヘビーなもの)になった。


■失業手当について

・待機期間あり
 自己都合退職の場合、3カ月待機期間(給付\0期間)があり、
 その後に90日間、前職の給料の50%程度が出る。

・バイトOK
 労働内容によって、失業手当が減るパターンと
 給付期間が後ろに移動するパターンがある。

・就職祝い金あり
 失業手当をもらいきる前に就職できると、
 残りの給付予定額をもらえる制度がある。
 (全額ではなかったかもしれない)

 ※ 詳しくはハローワークで調べてください。
 

■教育訓練給付金

再就職に向けて何らかの能力開発をしたい場合
(例えばプログラミング能力を身に着けたい場合)、
その授業料等を国が支援してくれる制度がある。
しかもその受講期間は、失業手当も90日間を超えて延長支給される。

・一般教育訓練給付金
 これに指定された学校やセミナーは、費用の20%が支給される。

・専門実践教育訓練給付金
 これに指定された学校やセミナーは、費用の40%が支給される。
 私はこの制度でMBA学費を96万円支援してもらえることになった

・教育訓練支援給付金
 職業訓練校が昼間の場合、並行して働くことが出来ないので、
 就学している間、前職の50%程度の生活費が支給される制度。
 これと失業手当との関係性は不明
 
・資格審査
 現在就業中の場合は、会社から書類を出してもらえばOK。
 離職中の場合は、ハローワーク指定のキャリアコンサルタントに会って、
 「なぜそれを学ぶ必要があるか」を説明し、認定してもらう必要がある。

 ※ 詳しくはハローワークで調べてください。


■その他

・勉強場所
 家にいるとダラけてしまいがちなので、
 お金を掛かけてでも外に出て、1日の価値を高めた方が良い。
 - スタバ (Wi-Fi飛んでる)
 - ルノアール (Wi-Fi飛んでる)
 - ミスド (コーヒーお代わり自由)
 - ジョナサン (深夜時間帯の抹茶ラテのおいしさたるや)
 - 図書館 (静かすぎてやりづらかった)
 - 自習室 (自分の場合、MBAの大学自習室)

・家賃
 大家さん、一時滞納してしまってごめんなさい。
 (在職時に自動で引き落とされていたので、
 離職後も自動的に引き落とされるものと思っていた)

・引っ越し
 以下の事情から、ひとまず考えないことにした。
 - 無職に貸してくれる部屋ってあるんだろうか。
 - 再就職時にまた引っ越しになるかも
 
posted by Takashi Inoue at 00:00| Comment(0) | メモ

2016年01月30日

書籍: 交渉の達人



ハーバード・ビジネススクールの
交渉術コースの内容をまとめた一冊

交渉の基本概念(BATNA、RV、ZOPA)から始まり、
最適解に向かう際に障害となりがちな心理的要素、
そして、それらの克服法が豊富な実例とともに紹介されている。

「自分に有利な条件で契約をまとめる方法」ではなく、
「お互いが満足する契約をまとめる方法」を追求しているため、
読んでいて非常に心地良く、適用へのモチベーションも高まる。

本書の内容は、MBAにおける講義だけでなく、
企業向け研修や、実業界との協業の中で検証され、
磨かれてきたものであるという。


■サマリ

交渉の基本
・準備する (自分の選択肢を整理する、相手の選択肢を想像する)
・情報格差を埋める (判断の根拠、回答内容の理由、参照点を問う)
・優先度の違いを利用する (互いの最優先を満たす解が存在する)
・不確定要素には条件付き契約 (ハッタリを防止)
・バイアスを解いて納得感を形成する

交渉のテクニック
・「…」 自分がボロを出しやすいのは、相手が沈黙している時。
・「他の引き合いもあります」 嘘にならないように、事前にBATNAを作っておく
・「資料がありません」 時間的プレッシャーが強い場で回答しない。
・「なぜでしょうか」 先入観の排除
・「休憩時間を取りましょう」互いのために検討時間を取る。

本書は内容が非常に多いため、簡潔にまとめることが難しい。
難しい交渉に直面した時に、本書をチェックリスト的に
読み返すのが良いかもしれない。


■目次

第一部 交渉のツールキット
01 交渉において価値を追求する
02 交渉において価値を創造する
03 調査交渉術

第二部 交渉の心理学
04 合理性が崩れる時 - 認知のバイアス
05 合理性が崩れる時 - 心理的バイアス
06 不合理の世界で合理的に交渉する

第三部 実社会での交渉
07 影響力の戦略
08 交渉の盲点
09 ウソとごまかしに対峙する
10 倫理的なジレンマを認識し、解決する
11 弱い立場からの交渉
12 交渉が荒れたとき - 不合理、不審、怒り、脅し、エゴに対処する
13 交渉してはならないとき
14 達人への道
 
タグ:MBA 交渉
posted by Takashi Inoue at 16:23| Comment(0) | 書籍

2016年01月15日

書籍: ソフトウェア企業の競争戦略


 
MITスローン経営大学院 マイケル・A・クスマノ 教授による
ソフトウェア企業の経営論。名著。
 
2004年の出版だが、いま読んでも得るものは非常に多い。
ソフトウェア企業は黎明期から同じような失敗を繰り返しており、
現在の日本でもそれは起こり続けている。本書に記載されている
先人の経験・ベストプラクティスに学ぶことは非常に重要だろう。
 
書籍の内容
・ソフトウェア産業とは (どのような性質のビジネスか)
・ソフトウェア企業の戦略 (何を考えれば良いか)
・ソフトウェア産業で成功するには (成功の要件)
・ソフトウェア開発論 (組織体制、開発モデル)
・ベンチャーキャピタルが見る部分 (良い計画の要件)
・スタートアップ10社のケース
 
開発の現場にいる人であれば、
第四章「開発のベスト・プラクティス」は必見。
マイクロソフトが作り上げた開発手法
「同期安定化プロセス」について紹介されている。
 
マイクロソフトは、過去 Word Ver1.0 の開発で大失敗している。
計画では開発期間は1年であったが、完成したのは5年後であった。
しかも毎年「今年中には終わるはず」と見込んでいた。
この失敗を徹底的に分析し「同期安定化プロセス」を
開発・導入することにすることで、Excelは予定通り1年で開発完了した。
 
ウォーターフォールモデルは、NASAのロケット打ち上げプロジェクト向けに
作られたモデルであり、超大規模のミッションクリティカルな案件に適している。
逆に言うと、一般のビジネス用途にはそぐわない、と述べている。
 
私自身、ソフトウェア関連業界に絶望感を覚えていたが、
この本を読んでまだまだ希望はあると感じた。
 
posted by Takashi Inoue at 04:00| Comment(0) | 書籍

2016年01月05日

書籍: 図解マーケティングの教科書



ITの発達に伴って、マーケティング業界には
多種多様な手段と概念が生まれてきている。
その最新事情を紹介しているのが本書である。


■内容

・キーワード解説
 DMP/SSP/DSP、ネイティブ広告、エンドレスアイル etc

・先進的企業のケース紹介
 JR東日本、リクルートジョブス、トヨタ、Z会 etc

・データ紹介
 テレビCMとアプリダウンロード数の相関 etc

・マーケターによる実践方法解説
 Fringe81 CEO 田中弦 氏


■感想

レイアウトが美しく、平易な言葉で
解説されているため読みやすい。
しかし深い内容までは解説されていない。

マーケティング専門外の人が、
最新事情をザッと把握するには良いのではないだろうか。
私にはとっては価値のある本だった。

移り変わりの激しい業界なので、
最新のトピックスを追うことも重要だが、
時系列的な変化を把握することで、
大局的な視点を得るのも重要だろう。
 
posted by Takashi Inoue at 02:16| Comment(0) | 書籍